中学受験の悩みと勉強法~親の悩みを解決~

子供が中学受験する親の悩み

中学受験の親の悩み

中学受験をしようとする親の悩みは尽きないですね。

 

 

・中学受験に対する子供の自覚が足りない
・勉強をいくらしても成績が上がらない
・親がどう教えてよいか勉強法がわからない
・このままでは志望校にはいれないんかも
・塾を辞めてしまいたいけどもう後戻りできない
・こんなに辛い思いをして中学受験しなくても・・・

 

親が毎日子供を叱って勉強をさせてもなかなか成績が上がらないですよね。

 

私も中学受験を経験した親ですが、軽いきっかけで始めた子供の中学受験で家庭崩壊しそうな程ひどい状態になりました。

 

その辛かった中学受験の受験体験を書かせていただきます。

 

ぜひ少しでも悩みを持つ親御さんの参考になればと思います。


中学受験をすることになったきっかけ

中学受験 子供と勉強法

うちが中学受験を目指すことになったのは、子供(息子)が小学3年の3学期にある塾主催している「全国小学生テスト」を受けさせたのがきっかけでした。

 

それまでは通信教育の「進研ゼミ」をさせていた程度で全く中学受験を考えていなかったので、子供の学力レベルは「全国で何位くらいなんだろう」っていうほんの軽い気持ちで受けたのです。

 

テストの結果は、偏差値60と割りといい成績でした!

 

「もしかして、頑張って勉強すれば難関中学校に合格できるかも?」

 

っと淡い期待をしたことが、のちに辛い中学受験勉強生活なるとは全く予想もしていませんでした。

 

気をよくして、次に進学塾の最大手の「サピックス(SAPIX)」の入塾テストを受けることに。

 

「サピックス」はレベルの高い塾なので合格できないかも。もし合格しても入塾テストで真ん中より上のクラスに入れなければ中学受験はしないという前提で受けてみました。

 

結果は合格して5段階の真ん中のクラス、偏差値も50台でした。

 

「サピックス」で真ん中のクラスなら十分難関中学校を狙えるかもしれない、それに、本人が中学受験をしてみたいという意思もあって入塾することになりました。

 

関東の難関中学校である開成・麻布・渋谷学園あたりに合格する!という大きな目標を立てて、1年後に一番いいクラスに入れるようにがんばろうと誓いました。


中学受験勉強(小学4年生)

中学受験 勉強法

小学校4年になる春休みから中学受験合格に向けて塾に通うようになりました。

 

塾は週3回の塾通いと大量の宿題をこなす毎日。塾の日も帰ってから勉強シなければついていけない状態です。

 

毎月行われるクラス分けテストでは成績が安定せず、クラスは5つあり、真ん中とひとつ上のクラスを行ったり来たり。

 

でも、得意教科の算数と理科で偏差値60を超えることのもあり、苦手科目を克服できれば一番上のクラスに入れることを期待していました。

 

親の考えとしては、塾で勉強を教えてくれるから、本人がやる気を持って勉強をすれば成績はあがると信じていました。

 

しかし、1年後に一番いいクラス入るという目標は達成できないまま5年生になりました。

 


中学受験勉強(小学5年生)

中学受験 親が変わる勉強方法

そして、小学校5年になると、より勉強が難しくなりペースもあがるため、ついていくのが精一杯。

 

宿題も大量にあるし難しいからこなすことで時間を取られて、復習まで手がまわらない。

 

その結果、以前トップのクラスに入るどころか成績(偏差値)は下がりクラスの下の方になり始末。

 

5年生から入塾してくる優秀な生徒もいてより過酷な状況になってきました。

 

「これでは、難関中学校は絶対無理かもしれない。。」

 

子供としては、いい中学に入りたいという気持ちは強いけど、どういう勉強法すれば成績が上がるか分からない。

 

それに勉強に対する「やる気」「自覚」が足りない状態で、また、クラスも落ちたせいで自信もなくなり、勉強をあまりしなくなりました。

 

子供は遊びたい年頃だし、ひたすら同じモチベーションで勉強するのは大人でも無理なことですよね。。

 

でも、親としては、成績が上がらない上に、勉強をしない状況に耐えられず、毎日子供を叱って勉強をさせる始末。

 

夫婦間でも「勉強にやり方」や「いま中学受験をする意味」について意見が合わず毎日喧嘩になりました。

 

そんな状態が半年以上ずーっと毎日続きました。

 

もちろん、退塾を何度も考えたし、塾のテキストを外に投げることもありました。

 

子供の生活はというと

平日は学校から帰るとそのまま塾に行き、また帰ってから勉強・宿題、そして深夜に就寝。
休日は一日中勉強

というほぼ勉強づくしの生活。

 

4年から6年まで3年間ひたすら勉強する生活は辛くてしんどいですよね。

 

それはわかっていても、受験するからには上位にいないと意味がない!という親のあせりの気持ちから無茶を押し付けていて悪循環になっていました。

 

「こんなことなら中学受験するなんて考えなければ良かった。。。」
そう思うようになっていました。


中学受験に対する親の心構えを変える

中学受験 親の心構えと勉強法

このままでは本人も惨めだし、絶対いい中学には入れないと思い、ネットで調べていたらあるサイトにたどり着きました。

 

そこでは、親のメンタルケア、親の心構え、受験のテクニックが紹介されていて、まず、親自身の変わらなければ、子供は勉強できないし成績も上がらないというもの。

 

この内容を実践することで、中学受験に対する親の取り組み方や子供に対する考え方が変わってきました。

 

子供が中学受験を成功させるには、まず親の心構えと考え方を変える必要が学べました。

 

それから、子供を叱ることをやめ、親も中学受験に取り組むようにしました。

 

すると、やる気と自身がなくなっていた子供も少しずつ取り組むようになりました。

 

それから数ヶ月取り組んだ結果、偏差値も少しずつ伸びて行き6年生の時には上のクラスで授業を受けられるようになりました。

 

中学受験に大切な6年生の夏休み・冬休みもやる気を出して一緒に取り組んでいくことができたことで成績が伸びる結果につながったのだと思います。


中学受験した結果

中学受験 勉強法

そして、2015年の冬。中学受験を迎えました。

 

何校か受験しましたが結果は、目標としている難関中学校を合格することができました。

 

この辛くて長かった3年間が報われました!

 

中学校を合格することは、決して簡単なことではないし、決して子供自身の能力のみで受かることができたのではないと思っています。

 

また、塾だけのおかげでもありません。

 

振り返ってみると、やはり勉強できる環境や親の取り組み方があってこそ子供のやる気と能力を引き出すことができたと思っています。

 

やる気がでない子供、成績が上がらない子供をもいかに親がサポートしてあげることが重要だったのです。

 

子供が中学受験を成功させるには、まずは、親の心構えと考え方を変える必要があることを実感しました。

 

 

そして、これから中学受験される親御さんには「親のメンタル」や「親の心構え」や「受験のテクニック」をまず自分自身が学んで子供の受験を支えていってほしいと思っています。

 

もし私と同じお悩みをお持ちでしたら、このサイトで学んでください。きっと考え方が変り中学受験に前向きになれるでしょう。

 

 

⇒和田秀樹が教える 中学受験親のバイブル